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一代目
泣かないでいいよ
ほら 僕と一緒に行こう
二代目
独りぼっちだと気付いて
悲しくなって 僕は
空の涙を見上げていた
くるりと回した傘が
雫を散らす
分かってた 分かってた
この寂しさを埋められるのは
君しかいないってこと
三代目
ずぅっと待ってるから
僕は ここに こうして
君を待ってるから
四代目
彼女は、名を持たず生きていました。
きらきら輝く、けれど孤独な世界で。
生きているのに、死んでいるみたいに。
あるとき僕は、水底に沈んでみました。
これと言った理由もなく。
ただ世界の青さを知りたくて。
そして「こんにちは」と彼女に挨拶。
寒くなりましたね、そう言ったとき、
彼女が言いました。
「あなたは、生きていますか」
僕は少し考えて、ひとつ頷きました。
彼女はそれきり、黙ってしまいました。
寒くなりましたね、もう一度言ったとき、
彼女が言いました。
「あなたは、独りですか」
僕はまた少し考えて、そして、
彼女の手を取りました。
名もない彼女は、今を生きています。
五代目
君の手で僕を殺して。
僕の手で君を生かすから。
六代目
あの頃は 何もかもが
夢さえもが 苦かったね
もがれた翼を 必死に抱いてた
決して飛べないこと 知っていたのに
七代目
囁いて その唇で
愛も嘘も裏切りも
綯い交ぜにして
僕を疵付けたらいい